
春になり就職活動が本格化し、企業研究の一環でこのブログに辿り着いた方もいるのではないでしょうか。
そこで現在私が携わっている仕事について、簡単にですがご紹介できればと思います。
就活生の方々がこちらの記事を読み終える頃には、少しでも弊社へ興味を持っていただけたら嬉しいです。
私は現在企業向けのiOSアプリ開発に携わっています。
これまで弊社では主にサーバーサイド(目に見えない部分)の開発を行なっておりましたので、
フロントサイド(アプリやホームページの目に見える部分)を主とした開発は初めてとなります。
サーバーサイドでは順番に処理される事が多い為、
開発中にエラーが発生しても処理の仕方が間違っていた、
想定パターンの組み合わせが足りていなかったなど
原因特定も比較的イメージしやすかったと今では感じています。
エラーが発生したデータと同じものを用意すれば何度も再現してくれるのも理由の一つでしょうか。
皆さんはスマホで様々な操作をしますよね?
何かを選択して表示されるまでに他のアプリへ切り替えたり、
アプリ操作中に電話がかかってきたり、急いでいる時についつい連打してみたり…
今挙げたものは実際の開発中にこうした場合の処理を追加していなかった為に
アプリがクラッシュして落ちたり、
想定外の挙動を取ったりと苦労したところの一部です。
そしてこれらは全く同じタイミングで実施するのは難しいんです。
どうなると思いますか?
同じ操作をしているにも関わらず想定通り動いてエラーにならなかったりするんですよ。
あれ?さっきと同じ事やったよね?何か条件が足りていなかった?など疑心暗鬼になることもしばしば
こうした時に役に立ってくれたのが生成AIで、今回のプロジェクトから初めて使用しました。
問題点であったりエラーになった状況を伝える事で、
ズバリ原因を特定してくれることや調査のヒントとなることを教えてくれたりします。
もちろん全てが正しい訳ではないのでトライアンドエラーは必要ですが、
今まで自力で探していた時に比べればスピードは格段にあがりました。
今話題の技術も有効に使い、
人とAIで協力してなんとか初めてのiOSアプリ開発も無事にお客様の元へ届ける事が叶いました。
初めてのことばかりで苦労する事も多かったプロジェクトですが、
仕事をする上での雰囲気は良かったと感じています。
主にやり取りをするのは社内の先輩社員で問題点の報告や整理で質問することが多かったです。
逆に、プログラムの処理の仕方や順番など細かい仕様の部分では先輩社員から質問されることもあり、
それが良い雰囲気につながっていると考えています。
以上で簡単ではありますが、iOSアプリ開発についてのご紹介とさせていただきます。
企業向けアプリの開発でしたので、皆さんの目に入る機会はないのかも知れません。
ですが、このプロジェクトを機に今後は一般公開のアプリの開発もあるかもしれません。
創業30年以上経過してもまだまだ成長、チャレンジしていく会社で共に働いてみませんか?