デザイン業界でよく聞かれる「あるある」の一つです。

そして、これはどちらが悪いという話ではありません。

たった一つの「色」の変更が、デザイン全体を巻き込むドミノ倒しを引き起こすのです。
もちろん、デザイナーはプロフェッショナルです。
要望がある限り、最善を尽くし、最高の着地点を見つけ出します。
しかし、この瞬間、デザイナーもクライアントも、「なぜもっと早く言えなかったのだろう…」
とお互いに心の中で思ってしまっているのです。

クライアントは、「これくらいなら簡単だろう」と思っている。

デザイナーは、「この変更が全体に及ぼす影響」を知っている。

「仕様変更は悪ではない。しかし、その影響度をお互いに理解し合うことが大切。」

協力し合い、密なコミュニケーションをり、この認識のギャップを埋めることこそが、
プロジェクト成功への大きな鍵であると考えています。

今回はわかりやすくデザインのお話ですが、プログラムの基盤となる部分の仕様変更等、システム構築でも同じことが言えるのではないでしょうか。

普段の業務でもこれらをモットーにして、プロジェクトを成功に導きたいものです！